『コロナ禍読書強化年間』(笑)

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「わしらほど、この世で自由な者はない」
 と、かつて岩屋の路傍で会った壮麗の漁師が大声でいったことがあった。

かれらは一人乗りの小舟を出して鯛を釣り、
何尾かつりあげるだけで、生計が立ってしまう。

つれた明石鯛はそのまま阪神の料理屋の調理場に持っていって
買わせるとういう絶妙な地の利を得ているためで、

小舟一つ身一つであるがために費用はさほどに要らず、
親方に使える必要もなく、世間へのわずらわしい儀礼や心づかいも要らない。

たれに遠慮があろいう、とその岩屋漁師が、胸郭いっぱいに海風を入れていた。

「菜の花の沖」あとがきより

「羨ましいね!」ほんと、
こんな人生を送りたかったよ(-_-)

次は、「高田屋嘉兵衛」
司馬遼太郎「菜の花の沖」全6巻に挑戦する(^^)/

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これも長編歴史小説だ(^_^)v